アニメ制作会社の比較サイトである当サイト。見てくださる方はアニメ専門学校で勉強中のアニメ業界志望の学生さん、もしくはアニメ専門学校への進学を考えている方が多いかと思われます。
これからアニメ業界へ足を踏み入れて行く皆さんにとって、アニメ業界は夢の業界ということで、希望に満ち溢れているのではないでしょうか?
アニメ制作というのは、アニメ好きにとってはとても楽しい仕事です。しかしアニメ業界へ入るにあたって、知っておくべき事項があります。今回は、そんなアニメ業界へ入る前に知っておくべきことについてお話ししたいと思います。
アニメ業界へ入る前に知っておくべきこと
観察力が必要
アニメ制作者の仕事は、何と言っても動きを作り出すということです。アニメにおいて自然な動きを作るには、人の動きはもちろん、動物、モノ、自然の現象(雨や風など)への理解が必要で、それには観察力が必要になってくるのです。
普段から周りをよく見ることを意識し、習慣化していくことで、観察力がより高まってきます。それを作画工程に生かすことができると、より質の高いアニメを作るアニメーターになれるでしょう。
そのために、学生のうちから周りの人やモノを意識して観察し、できればそれを画にする練習もしておくと、将来役に立つかもしれません。
厳しい業界である
アニメ業界というのは巷でもちらほら言われているように、労働条件としてはなかなか厳しい業界です。
基本的に労働時間が長く、収入はかなり少ない場合があります。そんな現実に耐えられなくなって、業界を去ってしまうクリエイターもいるほどです。
どれだけアニメが好きでも、アニメ制作が夢だとしても、途中で諦めてしまっては意味がありません。そうならないためにも、今のうちにアニメ制作者の実際の生活や、収入などについては確認しておいた方が良いでしょう。確認した上で、それでもできると思えるような人なら、続けられるはずです。
また、アニメ専門学校の場合はインターンなどを紹介してもらえることもあるため、いちど現場を肌で感じておくというのも良いかもしれませんね。
まとめ
アニメ業界を志している方には、少し厳しい現実を伝えてしまった部分もありますが、志のある人であればきっと乗り越えられると思います。
観察力と覚悟、まずはこの2点を押さえて、夢に向かってこれからも頑張ってくださいね。