アニメ制作の工程において、主に作画工程の原画・動画を担当しているのが、”アニメーター”と呼ばれる人たちです。
アニメーターという職業はなかなか人気が高く、アニメ専門学校に通っている人の中には結構な割合でこの”アニメーター志望”の学生がいたりするようです。
そんな、アニメ業界でも人気の職業・アニメーターですが、その就職先は規模や形態が様々。一体どのようなところに就職するのか、ざっくりではありますが見ていきましょう。
アニメーターの主な就職先
大手アニメ制作会社
大手アニメ制作会社は、入社してしまえば業界内では鼻が高く華々しい経歴となるため、非常に人気が高いです。そのため倍率も高くなっており、未経験でも相当な知識と技術が求められるでしょう。
また、社内で企画を進められるので、ゆくゆくは自分のオリジナル作品なんかも夢ではありません。潤沢な資金力による待遇の良さも、アニメーターからの絶大な人気を助長しています。
中小アニメ制作会社
大手の下請け的な存在である中小アニメ制作会社。大手制作会社が企画したものを中小制作会社で制作、ということが多いようです。とにかく制作を行うため、早く技術が身につきます。技術を身につけて大手に転職というルートを狙う人が就職したりもするようです。
専門スタジオ
アニメ制作の各工程で、専門スタジオがあったりもします。アニメーターの場合は、作画専門のスタジオなどがあります。
技術に自信があり、黙々と作業に没頭したいという人にはぴったりの選択肢です。
また、フリーランスになって自分で自分を売り込むということができない人は、専門スタジオ勤務のパターンが多いようです。
まとめ
アニメーターといっても、その就職先や働き方は様々なようで、将来的な目標や自分の性格などに応じて就職先を選ぶことができそうです。
無理はせず、自分の意向に添いながら最適な就職先を見つけられると良いですね。