3DCGクリエイターに求められることは、基本的にはデッサン力です。
さらに詳しく説明するので、見ていきましょう。
求められること
3DCGクリエイターに求められること、それはいくつかあります。1つ目は、まずデッサン力。また「観察力」とも言えます。
対象となる物を観察し、細かいところや質感、陰影まで構造や形状などを正確に捉えることです。そのスピードも必要になってきます。
2つ目は、表現力と発想です。
素晴らしい作品を製作するためには基本的なスキルとしてデッサン力が必要ですが、そのために多くの情報をインプットすることも大切なのです。
専門ソフトを使えるスキル
3DCGデザイナーは、作るモデルの資料やイメージ画を見てそれが立体化したものをすぐに想像し、それぞれのパーツや前後関係、光があった時の影の落ち方、形状の凹凸、可動可能な部分が動いた時に、形がどうやって変化するかを考えられるスキルがないと作業を円滑に進められません。
その上で、そのソフトをいかに使えるかがポイントになってきます。
各ソフトの使い方などは検索をかければ多くの解説サイトが出てくるので、そちらを見るのをおすすめします。
立体物を見る力
立体物を見る力は、CGを作成する上で大変重要になってきます。
求められることの枠で少しお話ししましたが、「平面の絵から立体的なものを想像するスキル」が必要です。
3面図が用意されてることはほとんど無いため、正面図、側面図、上面図、すべてを頭の中でイメージできなければなりません。各方面からどう見えるかを考えられるスキルが、3DCGクリエイターがすんなりと作業を進める上で重要なのです。
コミュニケーション能力
作品を作るためには、大勢の人と関わりながら仕事を進めていきます。そのため、コミュニケーション能力が必要になってきます。「チームワーク」を意識すると良いでしょう。
3DCGクリエイターを目指す上でフリーランスでやっていきたい方でも、「その仕事に関わる人たちと協力しながら質の高い作品を作り上げる」というスタンスになります。
まとめ
3DCGクリエイターは、ソフトを扱える力以外にも、想像力やデッサン力、表現力が必要です。
仕事をする上で、スキル以外にもコミュニケーション能力が大切になってくるので、学生で3DCGクリエイターを目指している方は人と多く関わるようなアルバイトをしてみるのもおすすめです。