アニメの絵を動かすために活躍するアニメーターはアニメ制作には欠かせないスタッフ。
アニメーターには原画マンと動画マンの二種類があります。それぞれ仕事内容が違い、それと同様に給料の額も違います。
それではアニメーターの給料がいくらくらいなのかをチェックしてみましょう。
アニメーターからアニメ監督へと考えている方も要チェックです!
年齢別の給料
アニメーターは年齢ではなく実力・経験によって給料が変わるため、年齢ではっきりと提示することは難しいでしょう。
そのためこちらに記載するものは例として考えてください。
20代:約110万円
30代:約210万円
40代:約330万円
50代:約400万円
あくまで例ではありますが、アニメーターの給料は高いとは言えません。
またこの金額はフリーランスのアニメーターの給料額なので、会社に雇用されている場合などはまた変わってきます。
一般的にフリーランスのアニメーターは「一枚◯◯円」と計算されるため、絵を速く・うまく描ける人は給料も上がっていきます。
制作会社の給与事情
アニメ制作会社の給与は会社の規模や立場にもよります。実力・経験を積んでいけばもちろん給料はあがりますが、下積み時代はかなり額は低いことを覚悟しておきましょう。
アニメ制作は赤字になる可能性がかなり高いため、スポンサーを探すのも一苦労。
常に製作費が足りない状態なので下積みしているスタッフたちの給料をギリギリまで削るしかない状態なのです。
給料が良いと噂の制作会社
東映アニメーション株式会社
アニメーターを社員として雇用しない会社が多い中、東映アニメーション株式会社は正社員採用を行っています。
また社会保険が完備されていたり住宅手当を支給していたりと良心的と言えるでしょう。
アニメーターは給料が低いと言われるため、福利厚生が完備されているかもチェックするポイントになります。
口コミ情報
貯金をしっかりしてから! (20代後半女性)
私は動画マンとして数年間働きましたが、給料のあまりの安さに挫折してしまいました。
絵を描くことは好きだったので、貯金に余裕があれば原画マンになるまで頑張れたかもしれません。
アニメーターになるためには貯金をしっかりしてからのほうがいいかも……。
原画マンになるまで我慢 (20代前半男性)
動画マンとしてアニメ制作会社に入社して仕事をしています。フリーのアニメーターさんよりは待遇が良いことはわかっていますが、それでも金銭面的にはキツイ。
今は節約しながら動画を描き続けて、原画マンになれるまで我慢します。