【比較・アニメ制作会社】募集の多い制作進行とは

アニメ制作会社でよく募集している職種のひとつが「制作進行」。
アニメーターや演出などが注目されがちなアニメの仕事ですが、実は制作進行がいないと立往生してしまうんです。
アニメ制作会社に必要不可欠な制作進行について知ってみましょう!

アニメ制作会社・制作進行とは

輝く光を目指して

仕事内容

制作進行とは各セクションの橋渡し役のこと。作画・背景美術・仕上げ・撮影・編集は分業化されていることが多いため、様々な制作プロダクションやフリーランスに依頼していることがほとんどです。
そのため各プロダクションに素材を運び、作業が完了したら次の工程を依頼する会社へ運ぶということも仕事のひとつ。
そのため自分が担当している話数の作業がどこまで進んでいるかを完璧に把握する必要があります。
ほかにも作画スタッフなどを集める役割も担っています。

やりがいと大変さ

制作進行のやりがいは担当した話数の最初から最後までをしっかり見守れること。また人とコミュニケーションを取ることが好きな人の場合は、かなり多くの人と話ができるため楽しい仕事と言えるかもしれません。
その一方で制作進行は各セクションで起こった問題をすべて解決しなければいけないという大変さもあります。
制作プロダクションから「作業完成」の連絡が来たら深夜であっても車で回収しに行くことになり常にスケジュールは追われている状況になります。

なぜアニメ制作会社で制作進行の募集が多いか

アニメ制作会社で制作進行の募集が多い理由……それは制作進行がとにかく辛い仕事だからです。スケジュールに追われるので肉体だけでなく精神的にも辛い時間が続く可能性が高いでしょう。
そのため離職率が高く制作進行ができる人間が必要になるのです。
しかし考え方を変えれば特別な画力などが必要のない制作進行は、未経験からアニメ業界に挑戦したい人にとってはぴったりの職種なのです。

制作進行が題材になっているアニメ

SHIROBAKO(白箱)
制作:P.A.WORKS
放映時期:2014年10月~2015年3月

内容

アニメ制作会社P.A.WORKSの『働く女の子シリーズ』の第二弾。主人公の宮森あおいは武蔵野アニメーションで制作進行として働いています。
あおいは制作進行としてアニメ制作に携わり仕事をこなしていきますが、様々な問題にぶち当たります。
制作進行の仕事を通してアニメの制作現場のことを詳しく知れるアニメです。

まとめ

自分には画力が無いからアニメ業界は無理……そう思って諦めずに自分にも挑戦できる仕事があるかを探してみましょう。
情熱と体力があれば制作進行になり制作デスクになりプロデューサーになれる可能性だってあるんです。
アニメ業界への情熱が消えない! と思ったあなたは制作進行を募集している会社を探してみてはいかがでしょうか。

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